ワイヤレスイヤホンを使っていると、「音楽は楽しみたいけど、周りの音もちゃんと聞こえていてほしい」と感じる場面って、けっこう多いですよね。
在宅ワーク中に宅配のチャイムを逃したくなかったり、ランニング中に後ろから来る車の音に気づきたかったり。
カナル型で外音取り込みもいいけど耳を圧迫して痛くなるし、汗で蒸れるし…
どうしても「ながら聞き」が難しい場面があります。
そんなながら聞きを極めるためにイヤーカフ型イヤホンが登場してから、僕は気になる機種はあれこれ試してきました。
耳を塞がずに音楽を楽しめる「ながら聞き」の快適さにすっかり惚れ込んでしまって、今では自分の中で完全にメインのイヤホンになっています。
そんなイヤーカフ型の中でも、最高峰のクオリティと言われるのが
Shokz OpenDots 2


耳を塞がないイヤーカフ型でありながら、Shokzのフラッグシップらしく音質にもしっかりこだわった一台。
イヤーカフをそこそこ使い込んできたユーザー目線で、良かったところも気になったところも正直にレビューしていきます!
製品の概要
Shokz(ショックス)は、骨伝導イヤホンの先駆けとして知られるオーディオブランドです。
耳を塞がない「オープンイヤー」設計を得意としていて、ランナーやデスクワーカーを中心に支持を集めています。
OpenDots 2は、そのShokzが手がけるイヤーカフ型イヤホンのフラッグシップモデル。
耳たぶにクリップのように挟んで装着するタイプで、耳の穴を塞がないので周囲の音を聞き逃しません。


それでいて、フラッグシップらしくパワフルで迫力のあるサウンドを鳴らしてくれるのが最大のウリです。
カラーはパールホワイト・グレー・ブラックの3色展開。


おしゃれに身につけるアイテムとしても使えていいですね!
製品の特徴・仕様
耳を塞がないオープンイヤー設計
イヤーカフ型なので、耳の穴を塞ぎません。
音楽を聴きながら周囲の会話やアナウンス、車の音などをそのまま聞き取れます。
さらに「DirectPitch™」という技術で耳元にしっかり音を届けつつ、周囲への音漏れを抑える設計になっています。


フラッグシップならではのパワフルサウンド
「Shokz Bassphere™ 2.0」という球面音響設計を採用。
2基のカスタム11.8mmドライバーが連動し、16mmシングルドライバー相当の出力を実現しています。


振動板構造の再設計で歪みを70%低減していて、コンパクトなボディながら低音と音量がしっかり出るのがポイント。
さらに「MirrorPitch™」で音の出る角度を調整し、低音のレスポンスと音量を高めています。
アップグレードされたDolby Audioに対応
専用のShokzアプリから「Dolby Audio」をオンにすると、音場が広がり、より臨場感のあるサウンドを楽しめます。


EQも「スタンダード/低音強化/ボーカル/プライベート」の4プリセットに加え、
手動調整や自動調整(スマートEQ)が可能です。
片耳6.4gの軽量&ズレにくい装着感
柔軟なニッケルチタン製の「JointArc™」が、いろいろな耳の形に自然にフィット。


片耳わずか6.4gと軽く、立体成形シリコンで長時間でも痛くなりにくい設計です。
左右の区別なし&装着検出
左右どちらの耳でも自動で認識してくれるので、装着時に左右を気にする必要がありません。


外すと自動で再生が止まり、つけ直すと再生が再開する装着検出にも対応しています。
感圧センサー搭載の操作系
JointArc™をタップする操作に加え、バッテリー部分を「つまむ」操作にも対応。


つまみ操作には新たに感圧センサーが搭載され、誤操作を抑えつつ正確に操作できるようになっています。
毎日使える便利機能も充実
最大10時間(ケース併用で最大40時間)の再生に対応し、5分の急速充電で約2時間再生が可能。


Qi認証のワイヤレス充電にも対応します。Bluetoothは最新の6.1で、2台同時接続のマルチポイントやIP57の防水・防塵性能も備えています。
仕様
| 項目 | OpenDots 2 |
|---|---|
| タイプ | イヤーカフ型 オープンイヤー(完全ワイヤレス) |
| ドライバー | Shokz Bassphere™ 2.0/11.8mm×2(16mm相当) |
| 周波数特性 | 100Hz〜20kHz |
| 対応コーデック | SBC/AAC |
| マイク | 空気伝導マイク+骨伝導マイク(AIノイズリダクション) |
| 再生時間 | イヤホン単体 最大10時間/ケース併用 最大40時間 |
| 通話時間 | イヤホン単体 最大6.5時間/ケース併用 最大25時間 |
| 待機時間 | 最大270日 |
| 充電時間 | イヤホン 約60分/ケース 約120分(USB)・約240分(ワイヤレス) |
| 急速充電 | 5分の充電で最大2時間再生 |
| ワイヤレス充電 | Qi認証 対応 |
| Bluetooth | Bluetooth® 6.1(マルチポイント対応) |
| 通信距離 | 最大10m |
| 防水・防塵 | イヤホン IP57/充電ケース IP54 |
| 重量 | イヤホン 約6.4g/ケース 約38.8g/総重量 約51.6g |
| 素材 | プラスチック/シリコン/ステンレス/ニッケルチタン(JointArc™) |
| カラー | パールホワイト/グレー/ブラック |
| 保証 | 2年 |
| 価格 | 29,880円(税込) |
※スペックはShokz公式サイトより引用
詳しくは公式ページをご確認ください!
実機外観・操作部や中身をレビュー
それでは、ご提供いただいた実機(ブラック)を、開封から外観・操作部まで詳しくチェックしていきましょう!
いざ開封!
外箱は紙っぽくシンプルなデザイン。


Shokzは環境保全や地球環境への取り組みを積極的に行っていて、環境負荷を減らすため、製品やパッケージにおいてリサイクル素材の採用を進めています。


ペリペリと化粧箱を開けて、実際に中身を確認していきましょう。
付属品


箱の中身は以下の通りです。
- OpenDots 2 イヤホン本体
- USB-C充電ケーブル ×1
- ユーザーガイド/注意事項/保証カード/アプリカード
外観・質感
ケース
ケースは非常に高級感のあるデザイン!


シリコンとステンレスの組み合わせで、安っぽさはまったく感じません。
上部の開閉する部分は光沢感があり、下部はマットな質感になっています。
ぱかっと開けるとイヤホン本体がコンパクトにおさまっています。


左右自動認識なので、どちらに収納しても充電されます。
背面にはペアリング用のボタン。


底部にUSB-Cの充電口があります。


ワイヤレス充電にも対応。


イヤホン本体
イヤホン本体もとても高級感があります。


JointArc™部分のタップと、バッテリー部分の「つまみ」操作に対応。
つまみ部分には感圧センサーが入っていて、しっかり押し込んだときだけ反応してくれる作りになっています。


耳側のスピーカー部分は球状の形。
「Shokz Bassphere™ 2.0」という球面音響設計がこんな小さいところに詰まっています。


前後でのバランスが考えられていて、どちらが重いとか全くないのが素晴らしいです。


サイズ感・重量
重量を実際に測ってみました!
僕の持っている測りが0.5g刻みでしか測定できないのであくまで参考値です!
イヤホン単体が公式値で約6.4g、実測6.5g


充電ケースが公式値で約38.8g、実測38.5g


総重量で公式値で約51.6g、実測52gでした。


ほぼ公式通りの数値です!
数字で見ても十分軽いですが、実際に着けるとさらに軽く感じます。
アプリ連携
イヤホンを細かく設定するにはアプリと連携する必要があります。
同梱のアプリカードのQRを読み込むか、AppStoreやGoogle Play Storeで「Shokz」と検索すれば出てきます。


接続するとイヤホンの本体情報やDolby Audioとイコライザーを変更するサウンドモードの画面が表示されます。


イコライザーモードは「スタンダード/低音強化/ボーカル/プライベート」の4プリセットに加え、
手動調整や自動調整(スマートEQ)が可能です。


イヤホンをタップ、つまみでコントロールするジェスチャーコントロールも変更可能。
1回押し、2回押しなどでどんなアクションを起こすか設定が細かく可能です。


マルチポイント接続もアプリで設定が可能です!
同時に2台のデバイスを接続してシームレスに切り替えを行うことが可能です。


さすがフラッグシップモデルなだけあってまだまだ機能があります。
イヤホンを探す機能があり、タップするとイヤホンから音がなります!
ケースだけあって本体がない!なんて時に便利ですね!


こちらはベータ版の機能ですが、落下検知機能もあります!
イヤホンがポロッと落ちてしまった時にもう片方のイヤホンで音を鳴らしてお知らせしてくれる機能です!
ランニング中なんかに便利ですね!


実際に使ってみて
ここからは、実際にしばらく使ってみて感じたことを正直にお伝えしていきます。


軽くて、長時間つけても耳が痛くならない


まず驚いたのが、装着感の軽さです。
いろいろイヤーカフイヤホンを装着してきましたが、一番付け心地が良い!
着けているのを忘れるくらい軽くて、違和感がほぼありません。
作業中4〜5時間つけっぱなしにしたりしていましたが、耳が痛くなったり、ズレてきたりすることが全くありませんでした。
Shokz JointArc恐るべしです…笑


ずっと着けてられるので、運動中はもちろん、家事をしながら、仕事をしながらといった「ながら聞き」にも、これ以上ないくらいマッチします。
耳の穴を塞がないので、長時間使っても耳の中が蒸れる感覚がないのも快適です!
フラッグシップの名にふさわしい音質
さすがフラッグシップ、というのが音質の率直な感想です。
オープンイヤー型は「音がスカスカになりがち」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、OpenDots 2はその印象を覆してくれます。
僕がやってたYoutubeのアコギ作業用BGMを聞いていましたが、
アコギらしいクリアなサウンドがしっかりと耳元に届き、とても心地よく聞くことができました!


もちろん普通の音楽もいろいろ聴きましたが、低音までしっかり響くように聞こえます!
特に、アプリでDolby Audioをオンにすると、空間がぐっと広がったような音場に包まれます。
言い過ぎかもしれませんが、耳を塞がないタイプとは思えない没入感で、音楽を聴くのが楽しくなりました。



あと、音楽だけでなくラジオとかもめちゃくちゃ声が聞きやすくておすすめです!
ケースに戻すのを忘れるほどのバッテリー持ち
バッテリー持ちもかなり優秀です。
イヤホン単体で最大10時間という公式スペックは伊達ではなく、こまめにケースに戻して充電しなくても、単体でめちゃくちゃ長く持ってくれる感覚があります。


「気づいたらバッテリーが切れていた」というストレスがほとんどないので、日常使いでバッテリーを気にする場面が本当に少なかったです。
「ちゃんと押せてる感」のあるクリック操作
地味に良かったのが、操作したときのクリック感です。
つまみ操作のときに「カチッ」と押せている感触があって、誤操作なくしっかり反応してくれます。





調べてみると前作にはこのクリック感があまりなかったようで、感圧センサーの搭載によるこのアップデートは、地味ながら使い勝手を大きく上げてくれていると感じました。
タップでトントンと叩いても操作できるのも良かったです!!


左右自動検知&装着検出が地味に便利
左右の区別がないのも、想像以上に快適でした。
どちらの耳に着けるか考えなくていいので、気にせずパッとつけ外しできます。


さらに、外すと自動で再生が止まり、着け直すと再生が再開する装着検出も便利。
ちょっと人と話すときにサッと外せば止まってくれるので、わざわざスマホを操作する必要がありません。



この辺りの「気が利く」機能は、まさにフラッグシップ!!
惜しいところ・注意点
正直に、気になった点もお伝えしておきます。
イヤーカフ構造ゆえに、音漏れはある
オープンイヤーのイヤーカフ型である以上、これは構造上どうしても避けられないのですが、音量を結構上げると音漏れはあります。
静かな場所や、電車の中などで大きめの音量にすると、周囲に聞こえてしまう可能性があるので注意が必要です。
DirectPitch™で音漏れを抑える工夫はされているものの、ゼロにはなりません。
電車や図書館など、静かな場所で使うときは音量を控えめにするのがおすすめです。
それでも音量50%以下くらいなら周りもほぼ気にならない程度で使えるので音漏れは本当に抑えられているなと感じます!
また、プライベートモードはとても音漏れが抑えられているので、75%くらいに上げても全然聞こえなかったです!!
音漏れが気になる方でも音量やモードを選べば十分使えると思います!
音量を上げすぎると、音がやや軽くなる
もう一点、音量を上げすぎると音がちょっと軽くなる傾向があります。
音量を上げても音圧や迫力がグッと増すというよりは、少しガサつく感じが出てくるので、上げすぎは禁物です。
とはいえ、これは裏を返せば「適正音量で聴けば最高に気持ちいい」ということでもあります。
僕の体感では、30〜50%くらいの音量がいちばん聴き心地が良く、このゾーンで聴いている分には何の不満もありませんでした。
この機種が向いているのはこんな人
- 周囲の音を聞きながら音楽やラジオを楽しみたい人
- 在宅ワークや家事をしながら「ながら聞き」したい人
- 運動中にズレない、軽い装着感を求める人
- カナル型の圧迫感や蒸れが苦手な人
- オープンイヤーでも音質に妥協したくない人
- バッテリー持ちや操作性など、トータルの完成度を重視する人
逆に、「とにかく重低音をガンガン鳴らしたい」「電車内など静かな場所で大音量で聴きたい」という人には、構造上あまり向いていないかもしれません。
購入はこちら
OpenDots 2は、AmazonのShokz公式ストアおよびShokz公式サイトから購入できます。
カラーは3色展開なので、好みに合わせて選んでみてください。
まとめ
Shokz OpenDots 2を実際に使ってみて感じたのは、
「ながら聞き」を快適にしたい人にとって、かなり完成度の高い一台だということです。
軽くてズレない装着感、フラッグシップらしい音質、優秀なバッテリー持ち、そして気の利いた便利機能。
音漏れや大音量時の音の軽さといった惜しい点はあるものの、適正音量で日常使いする分には不満はほとんどありません。
「耳を塞がず、でも音質は妥協したくない」という人には、自信を持っておすすめできるイヤーカフ型イヤホンです。
なお、Shokzのイヤーカフ型には、より手頃なカジュアルモデル「OpenDots Air」(19,880円・税込)もあります。
こちらはDolby Audioが非対応だったり、ワイヤレス充電ができなかったり、防水性能(IP55)や急速充電の速度に少し差があるなど、機能が絞られている分、手の届きやすい価格になっています。


もし、「音質も装着感も、便利機能もすべて妥協したくない!」という方は、間違いなく今回レビューしたフラッグシップのOpenDots 2を選んでおけば後悔しません!
このブログでは「身軽に、でも妥協なく。日常をアップグレードする道具選び。」をコンセプトにガジェットレビューをしています。
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