3Dプリンターのフィラメント管理って、どうしてますか?
僕はBambu LabのA1とA1 miniを使っているのですが、AMS Liteは使っていないので、カラーをその都度入れ替えて使う必要があります。


あと、後ろ側にスペースが確保できなかったので、本体に装着したままのフィラメントホルダーは使いたくないなと思っていました。
そこで見つけたのがこちら。
3Dプリンターフィラメント乾燥ボックス


乾燥剤を入れたまま密閉でき、そのままプリンターへ供給できるフィラメント用のボックスです。
今回は黒・白・ウッド・予備の4つを購入して、実際に使ってみました。
実際に使ってみて良かった点も気になった点も含めて正直にレビューしていきます!
製品の概要
HEWINの3Dプリンター用フィラメント乾燥ボックスです。
ヒーターを使わず、乾燥剤と密閉構造でフィラメントを低湿度のまま保管できます。
対応するフィラメント径は1.75mmと2.85mmで、PLA・PETG・ABS・TPUなどの素材に使えます。
ボックス内の温度と湿度を表示する機能も搭載しています。





加熱して乾かすタイプではないので、「乾燥機」というより「乾いた状態をキープする保管庫」というイメージです。
製品の特徴・仕様
乾燥剤と密閉構造で、フィラメントを低湿度のまま保管


加熱による乾燥ではなく、ボックス内に入れた乾燥剤で湿気を吸収する仕組みです。
密閉構造なので外からの湿気が入りにくく、フィラメントを低湿度の状態で保管できます。
温湿度表示で、ボックスの中の状態がひと目でわかる


ボックス内の温度と湿度をリアルタイムで表示します。
フタを開けなくても中の状態を確認できるので、乾燥剤を交換するタイミングの目安にもなります。
ボックスに入れたまま、プリンターへ供給できる


ボックスにはフィラメントの出口があり、チューブをつないでボックスに入れたままプリンターへ供給できます。
使わないときは出口をキャップでふさいで、密閉した状態で保管できます。
仕様
| ブランド | HEWIN |
|---|---|
| 対応フィラメント径 | 1.75mm/2.85mm |
| 対応素材 | PLA、PETG、ABS、TPUなど |
| 除湿方式 | 乾燥剤による除湿(加熱なし) |
| 構造 | 密閉構造 |
| 表示 | ボックス内の温度・湿度 |
| 材質 | プラスチック |
| 重量 | 771g |
詳しくはAmazonの商品ページをご確認ください!
実機外観・操作部や中身をレビュー
手元に届いたフィラメント乾燥ボックスを、詳しくレビューしていきます!
付属品
付属品は以下のとおりです。


僕の購入したものにはワンタッチ継手はついておらず、ボックスにPTFEチューブをそのまま挿すためのゴム蓋がついていました。


乾燥剤を入れる網の袋も入っていました。
外観・質感
フィラメントを1巻きそのまま入れて使う、シンプルなボックスです。
本体
本体の質感は結構チープです。


ですが中が見えるので、フィラメントの残量や乾燥剤の状態が外からわかります。
フタ
フタを閉めて密閉し、中の湿度を低く保つ構造です。


建付けは若干甘めですが、湿度はしっかり低いまま保てています(詳しくは惜しいところで触れます)。
温湿度計
温湿度計には、ボックス内の温度と湿度が表示されます。


普段はここで湿度をチェックしていて、10%前後をキープしています。
フィラメントの出口
フィラメントの出口にチューブをつないで、プリンターまで供給します。


プリンターにつながないときは、キャップをつけてふさげます。
フィラメント乾燥ボックスを実際に使ってみた
今回、フィラメント乾燥ボックスを次の2つの場面で使ってみました。
- メタルラックに4つ並べて、プリンターへ供給
- AMS Liteなしでのカラーの入れ替え


メタルラックの上段に4つ並べて、チューブで下のプリンターへ
購入したのは黒・白・ウッド・予備の4つ。
メタルラックの一番下に3Dプリンター本体を置いて、その上の段に4つの乾燥ボックスを並べています。


そこからチューブでフィラメントを下に下ろして、供給している感じです。


プリンターの後ろにスペースがなくても、ラックの上の段をフィラメント置き場にできました。



4つ並べても収まりがよく、ラックの上にすっきりまとまっています!
AMS Liteなしでも、カラーの入れ替えがラクに
AMS Liteがない環境だと、色を変えるたびにフィラメントをアンロードして、別の色をロードし直す必要があります。
乾燥ボックスを使うようになってから、本体へのロード・アンロードがしやすくなり、フィラメントの入れ替えが楽になりました。
使っていない色もボックスに入れたままにしておけるので、スプールを出しっぱなしにせずに済みます。



色の入れ替えが多い僕の使い方には、ぴったりでした。
フィラメント乾燥ボックスの良かったところ
湿度10%前後をキープして、糸引きや反りが起こりにくくなった
乾燥剤を入れたまま密閉管理できるので、ボックス内の湿度は温湿度計の表示で10%前後をキープしています。


フィラメントが吸湿しにくくなり、糸引きや反りが起こりにくくなりました。



湿度が数字で見えるので、中の状態がわかりやすいのも安心です。
残量が見えるので、フィラメントの発注がしやすくなった
ボックスの外からフィラメントの残量が見えるので、なくなりそうな色がすぐにわかります。


残量を見ながら、早めに発注できるようになりました。
プリンターにつながないときはキャップで密閉できる
プリンターにつながないときは、出口にキャップをつけてふさげます。


しばらく使わない色も、そのまま密閉して置いておけます。
フィラメント乾燥ボックスの惜しいところ・注意点
フタの建付けが若干甘い
フタの建付けは若干甘めです。
とはいえ、湿度は10%前後の低湿をキープできているので、使っていて問題はありません。
乾燥剤は一定期間で吸湿しなくなる
乾燥剤は一定の期間が経つと、湿気を吸わなくなってきます。


そのときは新しい乾燥剤に入れ替えればOK。
天日干ししたら復活するかもしれないので、試してみようと思います。
温湿度計で湿度の上がり具合を見ておけば、交換のタイミングにも気づきやすいです。
見た目のカッコよさには少し欠ける
正直、ちょっとカッコよさには欠けます。


乾燥剤も丸見えなので、見た目にこだわる人は気になるかもしれません。
ただ、このあたりはお手頃な値段とのトレードオフ。
気兼ねなくいくつも並べられるのは、この価格帯ならではです。
フィラメント乾燥ボックスが向いているのはこんな人
- フィラメントを低湿でしっかり管理したい人
- AMS Liteを持っておらず、フィラメントの入れ替えが多い人
- プリンターの後ろにフィラメントホルダーを置くスペースがない人
- フィラメントの残量をひと目で把握したい人
- 色ごとにボックスを分けて、いくつも並べておきたい人
購入はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フィラメント乾燥ボックスは、湿度を低く保ちながらそのまま供給できる、AMS Liteなし運用の心強い味方でした。
乾燥剤を入れて密閉しておくだけで湿度10%前後をキープでき、糸引きや反りも起こりにくくなりました。
残量が見えるので発注もしやすく、フィラメントの入れ替えも楽になっています。
フタの建付けや見た目など気になるところもありますが、値段もお手頃なので、たくさん買って並べておくのもアリです。
フィラメントを低湿でしっかりと管理したい人や、AMS Liteを持っていなくて入れ替えが多い人には、ぜひおすすめしたいアイテムです!
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