【レビュー】「SOUNDPEATS H3」音質、ノイキャン重視の最適解|イヤモニ級の造形が最高にかっこいい

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ワイヤレスイヤホンを選ぶとき、音質もノイズキャンセリングも譲れない。
でも毎日耳につけるものだからこそ、見た目にもこだわりたい。

そんなわがままに、真正面から答えてくれる一台に出会いました。

SOUNDPEATS H3

SOUNDPEATSのフラッグシップモデル”H3″です。
ハイレゾ対応や55dBのノイズキャンセリングなど機能的にももちろん、イヤモニのようで高級感のあるデザインが最高にかっこいいイヤホンを紹介します。

実際に使ってみて良かった点も気になった点も含めて正直にレビューしていきます!

SOUNDPEATS様より商品提供を受けてレビュー記事を作成しています。

目次

製品の概要

SOUNDPEATSは、イヤホン専門ブランドとして約16年の歴史を持つオーディオメーカーです。
その中で「H3」は、2025年5月に発売されたフラッグシップモデルにあたります。

φ12mmのダイナミックドライバー1基と、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー2基を組み合わせた計3基のハイブリッドドライバー構成を採用したカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。

日本オーディオ協会のHi-Res認証を取得し、Snapdragon Soundにも対応。
コーデックはaptX Adaptive・aptX Lossless・LDAC・AAC・SBCと、主要なものをひと通り網羅しています。

さらにSOUNDPEATS史上最高クラスとなる最大55dBのハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングを搭載し、VGP2025 SUMMERでは金賞を受賞しています。

カラーはゴールドとチタンブラックの2色展開です。

Togawa

フラッグシップと聞くと身構えますが、価格は15,000円台!
SOUNDPEATSらしくスペックの盛り方が思い切っています。

製品の特徴・仕様

デュアルBA+φ12mmダイナミックの3ドライバー構成

H3の中心にあるのがドライバー構成です。

高性能なBAドライバーを2基搭載し、高域の繊細さと中高域の明瞭さを担当します。
ボーカルや楽器の細かなニュアンスまで描き出す役割です。

低域には、PU+ウールの複合素材振動板を用いたφ12mmのダイナミックドライバーを採用。
弾力のある深みと自然な中低音を受け持ちます。

3基を組み合わせたハイブリッド構造に加えて綿密なチューニングを施すことで、各帯域のつながりと一体感、音場の奥行きまで再現します。

Togawa

1つのドライバーで全帯域をまかなうタイプとは、成り立ちからして違う設計です。

aptX LosslessとLDACに対応、ハイレゾ・ロスレス音源をワイヤレスで再生できる

コーデックにaptX Losslessを選べば、ワイヤレスでもCD品質のロスレスサウンドを再生できます。
LDACを選べば、SBCの約3倍にあたる990kbpsのビットレートで、最大24bit/96kHzのハイレゾ音源を再生可能です。

aptX Adaptiveを選ぶと、接続状況に応じてビットレートを自動調整し、高音質と安定した接続を両立します。

Togawa

いずれも、再生する側のスマートフォンやプレーヤーが同じコーデックに対応している必要があります。

ブランド史上最強となる最大55dBのハイブリッドノイズキャンセリング

H3は最大55dBの騒音を低減するハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングを搭載し、4,000Hzという高い帯域まで対応します。

AIがリアルタイムで周囲の環境を分析し、自動で最適な抑制レベルに調整します。

Togawa

電車・カフェ・オフィス・自宅と、シーンごとに自分で切り替える必要がないのは日常使いでありがたいポイントです。

6基マイクとcVc 8.0で通話もクリア、人声強調の外音取り込みも搭載

左右合計6基のマイクとAIアルゴリズムによる通話ノイズキャンセリングで、周囲の騒音をカットしながら自分の声を相手に届けます。
L型の風切音軽減構造も備え、風のある場所でも声が埋もれにくい設計です。

さらにcVc 8.0ノイズキャンセリング技術により、相手の声もクリアに聞こえます。

外音取り込みは人の声を強調するモードを搭載しており、アナウンスや呼びかけなど必要な音だけを自然に取り込めます。

Togawa

イヤホンを外さずに会話や安全確認ができるのは、外で使う機会が多い方には効いてきますね。

QCC3091+Bluetooth 5.4で安定接続、マルチポイント、低遅延のゲームモードにも対応

チップセットにはQualcommの最先端チップ「QCC3091」を採用し、Bluetoothは5.4に対応します。
通信範囲は障害物がない場合で約10mです。

2台の機器に同時接続できるマルチポイントにも対応しており、スマホとPCをまたいで使えます。

また、ゲームモードも搭載されており、遅延はわずか60msです。
ゲームとか遅延が気になるようなコンテンツでも使うことができます。

マルチポイント接続とLDACコーデックは同時に利用できません。専用アプリでLDACをオフにするとマルチポイントが使えるようになります(マルチポイントは初期状態でオフです)。

イヤホン単体で約7時間、ケース併用で約37時間の再生

バッテリー容量はイヤホン片側35mAh、充電ケースが400mAh。
再生時間はイヤホン単体で約7時間、充電ケースを併用すると最大約37時間です。

充電はイヤホンが0%から約1時間、充電ケースが約2時間でフル充電になります。
10分間の充電で約2時間再生できる急速充電にも対応しているので、出かける直前に気づいても間に合います。

専用アプリ「SOUNDPEATS」でEQ・ANC・タッチ操作を調整できる

専用アプリ「SOUNDPEATS」を使うと、イコライザーのカスタマイズ、ノイズキャンセリングの強度、外音取り込みモードの調整、タッチ操作の割り当てまで細かくコントロールできます。

ファームウェアのアップデートもアプリから行えます。
購入後は、まず最新バージョンに更新しておくのがおすすめです。

IPX5相当の防水で汗や小雨に対応

イヤホン本体はIPX5相当の防水性能を備えており、汗や小雨程度であれば問題なく使えます。
通勤や軽い運動で使う分には安心できるレベルです。

充電ケースは防水非対応です。

仕様

製品名SOUNDPEATS H3
ドライバー構成φ12mmダイナミックドライバー(PU+ウール複合振動板)×1+BAドライバー×2
チップセットQualcomm QCC3091
Bluetoothバージョン5.4
対応コーデックaptX Adaptive/aptX Lossless/LDAC/AAC/SBC
対応プロファイルHSP/HFP/A2DP/AVRCP
ノイズキャンセリングハイブリッド式・最大55dB(4,000Hz帯まで対応)
マイク左右合計6基(cVc 8.0対応)
再生時間イヤホン単体 約7時間/充電ケース併用 最大約37時間
充電時間イヤホン 約1時間/充電ケース 約2時間(10分充電で約2時間再生)
バッテリー容量イヤホン 35mAh×2/充電ケース 400mAh
本体寸法70.88×48.18×31mm(充電ケース込み)
重量約6g(イヤホン片側)/約53g(充電ケース+イヤホン両側)
防水規格IPX5(イヤホン本体のみ/充電ケースは非防水)
通信範囲約10m
カラーゴールド/チタンブラック
付属品イヤーピース(XS/S/M/L/XL)、Type-C充電ケーブル、取扱説明書、アプリガイド、PEATS君のステッカー
受賞VGP2025 SUMMER 金賞

※スペックはSOUNDPEATS公式サイトの製品ページより引用しています。
詳しくはSOUNDPEATS公式ページをご確認ください!

実機外観・操作部や中身をレビュー

H3の実機をSOUNDPEATS様よりご提供いただきましたので、詳しくレビューしていきます!

いざ開封!

まずは外箱から。
SOUNDPEATSは箱がかっこいいんですよね〜。

実際に中身を確認していきましょう。

付属品

まず、付属品は以下のとおりです。

  • イヤホン本体・充電ケース
  • イヤーピース(XS/S/M/L/XL)
  • Type-C充電ケーブル
  • 取扱説明書
  • アプリガイド
  • PEATS君のステッカー

イヤーピースはXSからXLまでの5サイズ。(Mは本体に最初から付いているので外箱に入っているのは4サイズ)
イヤーピースは密閉度を左右する重要なパーツなので、これだけ選択肢があるのはありがたいところです。

付属のType-Cケーブルは短めで、持ち運び用というよりは家での初回充電用という位置づけです。

PEATS君のステッカーが入っているのがSOUNDPEATSらしいところ。
かっちりした高級感の中に、こういうカジュアルさが混ざっているのは個人的に好きです。

外観・質感

充電ケースのサイズは70.88×48.18×31mm。
普通のイヤホンのケースとそんなに変わりないサイズ感です。

そして何より、質感がとにかく良いです。

底面にUSB-C端子

背面にはペアリングボタン

イヤホン本体は、いわゆるイヤモニ(イヤーモニター)のような形状です。

Togawa

完全ワイヤレスイヤホンでおなじみの棒状パーツがないぶん、耳につけたときのシルエットがすっきりします。

フェイスプレートの仕上げも丁寧で、光の当たり方で表情が変わります。

机に置いてあるだけで様になるタイプのイヤホンです。

操作部・細部の作り

操作はイヤホン外側のタッチセンサーで行います。デフォルトの主な操作は以下のとおりです。

  • 1回タップ:音量調整(右=音量+、左=音量−)
  • 2回タップ:再生/一時停止、通話の応答/終了
  • 3回タップ:音声アシスタントの起動(右)、ゲームモード(左)
  • 約1.5秒長押し:次の曲へスキップ(右)、ノイズキャンセリング(左)

操作面と側面が角でしっかり区切られているので、どこを触ればいいかが指先で分かります。
なお、アプリを使えば設定を変えられますし、タッチセンサーを無効にすることもできます。

ケースへの収納もイヤホンの形にぴったり合っていて、迷わずスッと収まります。

重量

公式値はイヤホン片側で約6g、充電ケースとイヤホン両側を合わせて約53gです。

実測ではイヤホン片側で6.2gでした。
一般的な完全ワイヤレスイヤホンは片耳5〜8g程度が相場なので、3基のドライバーを積んでいることを考えると、むしろよく抑えられている数字です。

充電ケース込みでは53.8g。
公式値との差はなく、ほぼ一致でした。

装着感

H3のイヤホン本体は、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べるとサイズが大きめです。

写真だけ見ると「耳から飛び出すのでは?」と思うかもしれません。

ところが実際に着けてみると、イヤモニ型の形状が耳のくぼみにきれいに収まります。
押し込まなくても位置が決まり、首を振っても落ちてきません。

イヤーピースが5サイズあるので、密閉感が強すぎると感じたらワンサイズ下げるといった調整もできます。
まずはMサイズから試すのがおすすめです。

アプリ連携

専用アプリ「SOUNDPEATS」と接続すると、設定の幅が一気に広がります。実際の画面がこちらです。

ホーム画面では左右とケースのバッテリー残量、ノイズキャンセリング/外音取り込みの切り替えなど、様々な設定変更ができます。

イコライザーはプリセットから選ぶほか、自分で細かく作り込むこともできます。

タッチ操作は割り当ての変更に加えて、タッチセンサー自体をオフにすることもできます。

ファームウェアの更新もアプリから。届いたらまず最新版に上げておきましょう。

実際に使ってみて

一番驚いたのは、音の解像感の高さ

まず音質。
これはもう、めちゃくちゃいいです。

全体的にバランスがよく、低域もしっかり鳴ってくれます。
ただ、聴いていて一番驚いたのはそこではありませんでした。

それぞれの楽器やボーカルが、ちゃんと粒立って聞こえる。

音がひとかたまりで飛んでくるのではなく、どこで何が鳴っているのかが見えるような感覚です。
おかげで音楽への没入感がかなり高く、気づいたら曲を最後まで聴き込んでしまっていることが何度もありました。

Togawa

今まで聴いてきたイヤホンの中で、一番好きかもしれません。

掃除機の音まで気にならなくなるノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングもしっかり効きます。
電車やバスの走行音なら、装着した瞬間に「あ、消えた」と分かるレベルです。

面白かったのが、家の中での検証。
試しに掃除機をかけながら音楽を聴いてみたのですが、掃除機の音すら気にならなくなりました。

掃除機は近距離で鳴り続ける、けっこう手強い騒音です。
それが気にならないなら、通勤電車やカフェで困る場面はまずないと思います。

愛犬MOZU

掃除しながら普通に音楽楽しめるの、すごくない…?

カナル型が苦手な僕でも、3時間つけていられた

実は僕、カナル型のイヤホンが得意ではありません。
これまでは1時間もすると耳の奥が痛くなってきて、途中で外すことが多かったんです。

ところがH3は、余裕で3時間くらいつけていられました。

形状としては普通のイヤホンより大きいはずなのに、なぜか耳が痛くならない。

Togawa

重心のバランスが良いからなのかもしれませんが、正直なところ理由がはっきり分からないくらい不思議でした。

カナル型で耳が痛くなった経験がある方こそ、一度試してみてほしいポイントです。

持っているだけで満足できる、所有欲を満たすデザイン

使い続けるうちにじわじわ効いてきたのが、デザインの良さです。

イヤモニのような形状で棒状のパーツがないので、着けていてもおしゃれに見えます。イヤホンをつけている感じが前に出すぎないんですよね。

ケースもとにかく高級感があって、持っているだけで満足してしまいそうになります。
カフェで机の上に出しておくのが、ちょっと楽しくなるタイプのイヤホンです。

惜しいところ・注意点

装着するときにタッチセンサーが反応してしまう

気になったのはここです。
イヤホンを耳に装着したり位置を調整したりするときに、指で触れる面積が広いためかセンサが反応して勝手に曲が流れ出すことがありました。

ただ、これは専用アプリからタッチセンサーをオフにできるので、気になる方は消してしまうのが早いです。
設定でどうにでもなる範囲の話ではあります。

あとは縁の部分をしっかり持ってつけ外しをするように意識すれば全然大丈夫です。

LDACとマルチポイントは同時に使えない

もう1つ、購入前に知っておきたいのがこちら。
H3はLDACにもマルチポイント接続にも対応していますが、この2つは同時には使えません。

音質を優先してLDACで聴くか、利便性を優先して2台同時接続にするかを選ぶ形になります。
スマホとPCを行き来する使い方をしたい方は、頭に入れておくといいと思います。

 

とはいえ、そもそも気になるところがこれくらいしかありません。
15,000円台でこの音質と性能なら、正直に言って文句のつけようがないというのが使い込んだうえでの感想です。

この機種が向いているのはこんな人

  • 音質、とくに解像感を重視して選びたい方
  • 通勤・通学や作業中に、まわりの音をしっかり遮断したい方
  • カナル型で耳が痛くなった経験があり、装着感で妥協したくない方
  • 棒状パーツのないデザインで、着けている姿もすっきり見せたい方
  • ハイレゾやロスレス音源を、ワイヤレスでも楽しみたい方
  • 所有欲を満たしてくれる、モノとしての質感を大切にしたい方

購入はこちら

今回、SOUNDPEATS様より読者の方向けの割引クーポンをご用意いただきました。
Amazonの購入手続き画面で下記のコードを入力すると、さらに5%OFFになります。

クーポンコード:SPZOYH30901
割引率:さらに5%OFF
有効期間:2026年9月9日〜10月9日

まとめ

いかがでしたでしょうか?

SOUNDPEATSのフラッグシップ”H3″は、フラッグシップの名を冠するにふさわしい名機でした。

3基のドライバーが生み出す解像感の高い音、掃除機の音まで遠ざけてくれるノイズキャンセリング、そしてカナル型が苦手な僕でも3時間つけていられた装着感。

どれか1つが突出しているのではなく、全部が高いレベルで揃っているのが強みです。

今のところ、カナル型イヤホンでは個人的な順位が1位。

外で使うときや集中したいときは、まずH3を手に取っています。
音質で選びたい方、装着感で失敗したくない方には、自信を持っておすすめできる一台です!!

SOUNDPEATSのイヤホンは他にもレビューしているので、価格帯や形状で迷っている方はあわせてご覧ください。

このブログでは「身軽に、でも妥協なく。日常をアップグレードする道具選び。」をコンセプトにガジェットレビューをしています。

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