モバイルバッテリーでプラグ一体型、ケーブル内蔵、急速充電が叶うデバイスはかなり重宝します。
実際僕もプラグ、ケーブル一体型はそれ1つ持っていけばいいのでガジェットポーチに入れて毎日持ち歩いています。
そんな全部入りのモバイルバッテリーで所有欲を満たすかっこいいモデルを提供いただいたので紹介します!
PHYSCE Eco RGB 3-in-1 Power Bank 10K


実際に使ってみて良かった点も気になった点も含めて正直にレビューしていきます!
製品の概要
「PHYSCE(ファイス)」は、FaceSec Japan株式会社が展開する充電器・モバイルバッテリーのブランドです。
企画・販売を日本企業が行い、国内でのカスタマーサポートにも対応しています。


今回紹介する「physce Eco RGB 3-in-1 Power Bank 10K」は、モバイルバッテリー・USB-C急速充電器・充電ケーブルの3役を1台にまとめた3-in-1モデルです。
本体には折りたたみ式のACプラグと編み込み式のUSB-Cケーブルを内蔵し、これとは別にUSB-Cポートを1つ備えます。
バッテリー容量は9,600mAh、最大出力は30WでUSB-C PDの急速充電に対応します。
内部にはGaN(窒化ガリウム)を採用し、セルはLG社製の車載グレードバッテリーを2セル構成で搭載。
PSE認証を取得し、メーカー保証は2年です。
カラーはスターライトシルバー・レイクブルー・ミストゴールドの3色展開です。


製品の特徴・仕様
コンセント一体型+ケーブル内蔵で持ち物が1つにまとまる


本機の中心となる特徴が、モバイルバッテリー・充電器・ケーブルの3つを1台に集約した構成です。
折りたたみ式のACプラグを起こしてコンセントに挿せば、そのままUSB-C PD急速充電器として使えます。
ケーブルは編み込み式のUSB-Cケーブルが本体に内蔵されており、別途ケーブルを持ち歩く必要がありません。


本体正面


本体背面



外出先で「充電器を忘れた」「ケーブルが見つからない」が起きにくいのは、持ち歩くうえで大きな安心感につながります。
最大30WのUSB-C PD急速充電。2ポート同時使用にも対応


モバイルバッテリーとして使用する場合、内蔵ケーブル・USB-Cポートともに出力は5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5Aに対応し、最大30Wで充電できます。
コンセントに挿して充電器として使う場合も、日本の電圧(100V)では最大30W。
内蔵ケーブルとUSB-Cポートを同時に使う場合は、合計で最大15Wになります。
2台同時に充電したいときは、この点を頭に入れておくと使い分けがしやすいです。
9,600mAhのLG製車載グレードバッテリーセルを採用


バッテリー容量は9,600mAhです。
セルには1,000回以上の充放電サイクルに対応するLG社製の車載グレードバッテリーを2セル構成で採用しています。
使用可能温度範囲は−24℃〜55℃と幅広く、寒暖差のある環境でも使えます。


RGBインジケーターで残量とバッテリーヘルスを表示


本機の見た目を特徴づけているのが、RGBライトによるインジケーターです。
残量は4つのライトの点灯数で表示されます。


- 4ライト:76〜100%
- 3ライト:51〜75%
- 2ライト:26〜50%
- 1ライト:1〜25%
さらに、充電していない状態でボタンを短く押すと、4つのライトが順番に点灯したあとにバッテリーヘルスが色で表示されます。緑なら80%以上、黄なら61〜79%、赤なら60%以下です。
急速充電中はRGBライトがランダムな色で点灯します。
バッテリーの状態がひと目で分かるうえに、単純に見ていて楽しい部分です。
BatteryEcoモードで低出力のゆっくり充電に切り替えられる


ボタンを約3秒長押しすると、通常の急速充電モードと「BatteryEcoモード」を切り替えられます。
Ecoモードでは入力・出力ともに各ポート最大約5Wの低出力になり、RGBライトは緑で点灯します。
就寝中の充電など「急がなくていい場面」で低出力に落とせるので、バッテリーへの負担を抑えたい人に向いた機能です。
航空機グレードのアルミ合金と難燃性ポリカーボネートの筐体


筐体には航空機グレードのアルミ合金と、SABIC製LEXAN™ 940難燃性ポリカーボネート(UL 94 V-0)を採用しています。
金属と樹脂を組み合わせた構造で、放熱性と難燃性の両方に配慮された作りです。
仕様
| 製品名 | physce Eco RGB 3-in-1 Power Bank 10K |
| 型番 | F110KUS |
| バッテリー(セル)容量 | 9,600mAh(2セル構成) |
| 定格容量 | 5,800mAh |
| 最大出力 | 30W |
| 出力(バッテリーモード) | 5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A(最大30W) |
| 出力(充電器モード・100〜130V) | 5V/3A、9V/3A、10V/2.25A、15V/2A、20V/1.5A(最大30W) |
| 2ポート同時出力 | 最大15W |
| 入力(本体充電時) | 5V/3A、9V/3A(最大27W) |
| BatteryEcoモード時 | 入力・出力とも各ポート最大約5W |
| ポート構成 | USB-C×1 + USB-C(編み込み式ケーブル一体型)×1 |
| プラグ | 折りたたみ式ACプラグ内蔵 |
| サイズ | 約120×52×31mm |
| 重さ | 約320g |
| 筐体素材 | 航空機グレードアルミ合金/SABIC製LEXAN™ 940難燃性ポリカーボネート(UL 94 V-0) |
| バッテリーセル | LG社製 車載グレード(1,000回以上の充放電サイクル対応) |
| 使用可能温度範囲 | −24℃〜55℃ |
| 半導体 | GaN採用 |
| 認証 | PSE認証 |
| 保証 | 2年 |
| カラー | スターライトシルバー/レイクブルー/ミストゴールド |
| パッケージ内容 | 本製品、取扱説明書 |
詳しくはPHYSCE公式ページをご確認ください!
実機外観・操作部や中身をレビュー
PHYSCE 3in1 モバイルバッテリーの実機をPHYSCE様よりご提供いただきましたので、詳しくレビューしていきます!
いざ開封!
まずは外箱から。実際に中身を確認していきましょう。


ぱかっと。





思ってたよりガッチリした箱に入ってる!
付属品
付属品は以下のとおりです。


- 本体
- 取扱説明書
ケーブルもプラグも本体に内蔵されているので、付属品は本当にこれだけ。
箱を開けてすぐ使い始められるのは、3in1ならではの気持ちよさです。
外観・質感
本体サイズは約120×52×31mm。
手のひらに収まる大きさですが、厚みが31mmあるのでしっかりとした塊感があります。
今回提供いただいたレイクブルーは、シルバーの青みがかかったような発色でした。


アルミ合金の部分は丁寧に作られていて、価格帯を考えても安っぽさはありません。


重量
公式の重量は約320gです。
10000mAhクラスのモバイルバッテリーは180〜220g前後が相場なので、そこと比べると重めですが、これは充電器とケーブルを内蔵している分と考えると納得できる数字です。
実測では301g。
公式値より20gほど軽い結果でした。


充電器とケーブルを別で持ち歩くことを考えれば、トータルではむしろ軽くなるケースも多いはずです。
ケーブルとプラグの収納
3in1の要となるのが、内蔵されたUSB-Cケーブルと折りたたみ式のACプラグです。
ケーブルは編み込み式で、本体上部の溝に収める感じで本体に固定します。


プラグは折りたたみ式なので、持ち歩くときに引っかかることもありません。




操作部・RGBインジケーターの見え方
操作はボタン1つで完結します。
短く押すとRGBライトのオン/オフ、約3秒長押しで通常モードとBatteryEcoモードの切り替えです。


そして本機の顔とも言えるのがRGBインジケーター。
実際に光らせるとこんな感じです。




急速充電中はランダムな色で点灯するので、充電するたびに違う表情になります。
暗い場所の方がカッコよく見えますね!
出力を検証
実際にどれくらいの出力が出るのか、USB電力計を挟んで確認しました。
まずはモバイルバッテリーとして、内蔵ケーブルでiPhoneに接続した場合。


実測は22Wでした。
iPhoneは残量や本体の発熱状況に応じて受け取る電力を自動で調整するので、この22Wは本機の上限ではなくiPhone側が決めた数値です。スマホの充電としては十分な速度が出ています。
続いて、コンセントに挿して充電器として使った場合。(MacBookに負荷をかけて受電上限を大きくしました)


こちらは25W。
本機の上限である30Wに近い数値なので、スペックどおりの出力が出ていることが確認できました。
つないだ機器が違うので2つの数値を単純に比べることはできませんが、どちらのモードでも公称値どおりに動作しています。
実際に使ってみて
実際に1週間ほどメインのモバイルバッテリーとして使ってみました!


プラグもケーブルも要らない。ポーチがこれ1つで完結した
普段からガジェットポーチに充電まわりを詰めて持ち歩いているのですが、本機を入れてからは充電器もケーブルもポーチから抜けました。


外出中はモバイルバッテリーとしてスマホを充電して、カフェやホテルにコンセントがあればそのまま挿して充電器に切り替える。
この行き来がケーブル1本すら追加せずにできるのが本当に楽でした。


30Wあるのでスマホはもちろん、iPadくらいまでなら不満なく充電できます。
これ1つ入れておけば、その日の充電はもう考えなくていいという安心感があります。
RGBインジケーターがとにかくかっこいい
使っていて一番テンションが上がるのがここです。


残量を知るだけならLEDが4つ並んでいれば十分なわけですが、そこをあえてRGBで光らせてくるのが刺さります。
男心をくすぐるデザインというか、機能として必要かどうかを超えた良さがあります。
実際、使っていて友人に「なにそれ?」と聞かれました。
モバイルバッテリーで会話が生まれるって、なかなかないと思います。



所有欲を満たしてくれるガジェットって、それだけで持ち歩く理由になりますよね。
長時間つないでも熱くなりにくい
モバイルバッテリーで地味に気になるのが発熱です。
特にコンセントに挿しっぱなしで充電器として使うときは、熱を持ちやすい場面。
温度計は持っていないので数値では測れていませんが、手に持った感覚では「熱くて触れない」ということは一度もありませんでした。
ていうかバッテリーとして使うときは、ほぼほぼずっとひんやりしてました!


GaN採用とアルミ筐体の組み合わせが効いているのかなと思います。
安心して机の上に置いておけるのはありがたいポイントでした。
「今は急がなくていい」ときにEcoモードが効く
ボタン長押しで切り替えられるBatteryEcoモードも、思っていたより出番がありました。


寝る前にデバイスをつないでおくときや、朝までに満充電になっていればいい場面では、わざわざ急速で充電する必要がありません。
約5Wまで落とせるので、バッテリーに優しく充電できます。
小型のガジェットでは高出力で充電しないでね。と記載されているものもあるので、
低出力で充電できるモード切替が用意されているのは、細かいところまで考えられているなと感じました。
惜しいところ・注意点
残量は%で見られない。かっこよさとのトレードオフ
残量表示がRGBインジケーターなので、%表示はできません。4つのライトの点灯数で25%刻みの把握になります。


デザインは間違いなくかっこいいのですが、「あと何%残ってる?」を正確に知りたい人にとっては物足りない部分だと思います。
ここはデザインを取るか、情報量を取るかのトレードオフですね。
ケーブルの取り回しにクセがある
ケーブルが本体に固定される構造なので、反対側へ伸ばそうとするとやりづらい場面があります。


特にコンセントに挿した状態だと本体の向きが固定されるので、ケーブルの向きも自動的に決まってしまいます。
コンセントの位置とスマホを置きたい場所の関係によっては、ちょっと窮屈に感じるかもしれません。
どうしても取り回しを変えたいときは、内蔵ケーブルではなくUSB-Cポート側に別のケーブルを挿す手もあります。
30Wにもう一声ほしい。コンセントに挿しても出力は変わらない
30Wでもスマホやタブレットには十分早いのですが、欲を言えばもう一声ほしかったところです。
特に惜しいのが、日本のコンセントに挿して充電器として使うときも最大30Wのままという点。
コンセントに挿したときだけでも出力が上がれば、ノートPCまでカバーできて完璧だったなと。
とはいえ、これ1台でスマホ・タブレットの充電が完結することを考えれば十分すぎるスペックではあります。
据え置きでもっと高出力が必要な場合は、同じPHYSCEブランドの急速充電器シリーズ(67Wなど)と使い分けるのが現実的だと思います。
この機種が向いているのはこんな人
- 充電器・ケーブル・バッテリーを1つにまとめて身軽に出かけたい方
- ガジェットポーチの中身をできるだけ減らしたい方
- スマホ・タブレット中心で、30Wあれば十分な方
- 持っていて気分が上がるデザインのガジェットが好きな方
- 発熱の少なさやバッテリーの安全性まで含めて選びたい方
- 出張や旅行で、充電まわりの荷物を最小限にしたい方
購入はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
PHYSCE 3in1 モバイルバッテリーは、プラグ内蔵・ケーブル内蔵・30W急速充電という「全部入り」を、RGBインジケーターのかっこよさで包んだ一台でした。
残量が%表示できない点や、ケーブルの取り回しにクセがある点は正直に惜しいところですが、デザインに刺さったなら、それを差し引いてもかなり満足度の高いモバイルバッテリーだと思います。
発熱しにくい設計やEcoモードでの低出力充電など、安全性まで考えられているのも好印象でした。カラーも3色展開なので、気になるデザインをぜひ見てみてくださいね!
ケーブル一体型のモバイルバッテリーは他にもレビューしているので、よかったら読んでみてくださいね!
このブログでは「身軽に、でも妥協なく。日常をアップグレードする道具選び。」をコンセプトにガジェットレビューをしています。
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