自宅で映画やアニメ、YouTubeを大画面で楽しみたいと思ったこと、ありませんか?
ただ「プロジェクター=高い」というイメージがあって、なかなか手を出しにくいジャンルでもあります。
そんな中で今回購入したのが、Philoentの家庭用プロジェクター”HY300Ultra”。

実売1万円以下という価格ながら、Android OS搭載+HDMI入力対応という、正直「これで十分じゃない?」と思える構成のモデルです。
実際に使ってみると、
- 「普通に綺麗に見える」
- 「設定も難しくない」
- 「エンタメ用途なら全然アリ」
と、価格以上の満足感がありました。
この記事では、Philoent 家庭用プロジェクターを実際に使って感じたことを、正直にレビューしていきます。
製品の概要
Philoentの家庭用プロジェクターは、コンパクトサイズながら多機能なのが特徴です。

最大のポイントは、Android OSを本体に内蔵していること。
Wi-Fiにつなげば、
- YouTube
- Prime Video
- Netflix
- Disney+
などの動画配信サービスを、外部機器なしでそのまま視聴できます。
さらにHDMI入力も備えているため、
PC、ゲーム機、Fire TV Stickなどを接続して使うことも可能。
「とりあえず大画面で映したい」という用途には、かなり柔軟に対応できます。
製品の特徴・仕様
Android TV 14.0 搭載

Philoentの家庭用プロジェクターは、Android TV 14.0を本体に搭載しています。
Wi-Fiにつなぐだけで、YouTubeや各種動画配信サービスを直接起動でき、外部デバイスがなくても映像視聴が完結します。
スマホやFire TV Stickを毎回接続する必要がないため、映画やアニメを大画面で楽しむ用途には十分な画質です。
4K対応、27000ルーメンの高輝度で高精細映像を楽しめる

この価格帯ながら、27000ルーメンの高輝度設計を採用。
部屋を少し暗くするだけで、映像はしっかりとした明るさで表示されます。
ガジェトガワ完全な暗室でなくても視認性が高く、リビングや寝室など、日常的な環境でも使いやすい明るさだと感じました。
フルHD映像はもちろん、4K入力にも対応しているのもポイント。
高解像度の映像ソースを再生した際も、ディテールの潰れが少なく、
「安いプロジェクター=画質は妥協」という印象を、いい意味で覆してくれます。
「電源を入れたらすぐ視聴できる」という手軽さは大きな魅力です。
270度マルチアングル投影に対応


本体は270度回転するマルチアングル設計。
床置き・棚置き・天井投影など、設置場所に合わせて柔軟に角度調整が可能です。
三脚や専用スタンドがなくても、「ここに映したい」という位置に合わせやすく、設置の自由度はかなり高めです。
最大350インチの大画面投影


投影サイズは最大350インチまで対応。
一般的な家庭環境ではオーバースペック気味ですが、それだけ余裕のある投影能力を持っています。



壁いっぱいに映せば、自宅が一気にシアタールームのような雰囲気になるのは、プロジェクターならではの楽しさです。
Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.4 対応で安定した通信


無線通信はWi-Fi 6に対応。
動画配信サービスの視聴時も、読み込みが早く、映像が途切れにくい印象です。
高画質動画をストリーミング再生する場合でも、通信面でのストレスが少ないのは安心できるポイントです。
Bluetoothはバージョン5.4に対応。
ワイヤレススピーカーやヘッドホンを接続すれば、音質面も簡単に強化できます。
内蔵スピーカーでも最低限は楽しめますが、音はそれなり。



映画やライブ映像をより楽しみたい方は、Bluetooth接続がおすすめです。
自動台形補正で設置がラク


設置時にありがちな「映像が台形になる問題」も、自動台形補正機能によってしっかりカバー。
多少ラフに置いても、自動で映像を補正してくれるため、毎回細かい調整をしなくていいのは地味ですがかなり便利です。
実機外観・本体デザインをチェック
本体はシンプルでクセのないデザイン。
いわゆる“いかにも安価なプロジェクター”という雰囲気はなく、リビングや寝室に置いても違和感のない見た目です。




サイズ感は比較的コンパクトで、500mlのペットボトルくらい。
棚の上やサイドテーブルにも置きやすい印象。
同梱物は以下の通り
- 本体
- 電源アダプター
- リモコン
- 取扱説明書


重量も383.5gとそこまで重くないため、使うたびに出し入れする運用でも苦になりません。


特徴的なのが 270度回転するスタンド構造。
カチカチとロックされながら動かせるので決まった位置で固定ができます。
角度調整の自由度が高く、正面投影はもちろん、天井投影も三脚なしで対応できます。




子どもと寝転びながら天井に映して動画を見る、なんて使い方も簡単です。
背面には
- 電源スイッチ
- HDMI端子
- USBポート
- 電源端子


がしっかり搭載されており、Fire TV Stickやゲーム機、PCとの接続も可能。
底面には三脚穴も付いているので、三脚を使って好きな場所に置くことも可能です。


付属するリモコンもシンプルでわかりやすく使いやすいです。
電池は単4電池が2本、付属はされていないので自分で購入してセットします。




全体として、
- 「1万円以下とは思えない作り」
- 「家庭用として必要な要素は一通りそろっている」
そんな印象を受ける外観・設計だと感じました。
実際に使ってみて
Android TVを内蔵しているので、何もつながなくても単体でYouTubeや各種動画配信サービスが使えるのは便利なポイントです。
映像の見え方について
真上に投影して、憧れだった寝ながら映画をお試し。


いろいろサブスクのログインがめんどくさかったので、使ってるFireTVStickを使ってみてみました
真上投影だと、HDMIが台座に当たって刺さらないので、HDMIのL字コネクタを購入して接続!


天井壁紙が木目調なので、写してみてどうかな〜と思いながらやってみると……


普通にめっちゃ綺麗!!!


正直なところ、「1万円以下だし、そこそこ映ればいいかな」くらいの期待値でした。
フルHD対応ということもあり、映画やアニメはもちろん、文字も意外と読みやすいです。
部屋を少し暗くすれば、「自宅で映画館気分」が簡単に楽しめます。
音質は良くはない。
本体底部に搭載されているスピーカー。
音質は正直イマイチ…


まぁ聞けないレベルではないので、そのままでも全然使えますが、
より良い音で楽しみたい方は、Bluetoothで他のスピーカーやヘッドホンを使用することをお勧めします。
惜しいところ、注意点
もちろん完璧ではありません。
- 横からの投影は補正に限界がある。
- 内蔵スピーカーは必要十分レベル
- 真上に投影する場合、L字のHDMIアダプタが必要
- 上下からの投影は得意だが、横からの投影には不向き
- 大手メーカーではないのでサブスクアカウントの登録には若干注意かも……?
ただ、これらは価格を考えれば十分許容範囲。
音にこだわる場合はBluetoothスピーカーをつなぐだけで、かなり快適になります。
この機種が向いているのはこんな人
- 初めてプロジェクターを使ってみたい人
- できるだけ安く大画面を楽しみたい人
- YouTubeや動画配信サービスを気軽に見たい人
- ゲームやPC画面を大きく映したい人
「とりあえず1台目」として選ぶには、かなりバランスのいいモデルだと思います。
購入はこちら
まとめ
Philoentの家庭用プロジェクターは、
1万円以下で買えるとは思えないほど、普通に使えて普通に楽しいプロジェクターでした。
Android OS搭載で単体視聴ができ、HDMI入力で用途も広い。
高級モデルのような性能は求めないけど、
「自宅で気軽に大画面エンタメを楽しみたい」
という方には、かなりおすすめできる1台です。
コスパ重視でプロジェクターを探しているなら、
選択肢のひとつとして間違いなくアリです。
このブログでは買ってよかった、使ってよかったをコンセプトに製品を紹介しています!
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